フクロウの視力、色覚や暗所性能について
フクロウは夜のハンターというイメージの通り、夜でも他の鳥と違い問題なく飛べる事が広く知られています。では一体どの程度、またどのように見えているのかザックリと解説するのと共にフクロウの見てる世界観をイメージした動画を作ってあるのでこちらの紹介もさせてください。
見応えのある動画にする為に印象深いモノクロに仕上げてあります。
そう、フクロウの色覚は彩度の浅い色弱なんです。これは色を認識する為の錐状体が少なく、代わりに明暗を認識するための桿状体が多い為です。
とは言え錐状体もそれなりに備わっているので色盲とまではいかない色褪せたようなイメージになります。
遠くを見るための視力
人間の8~10倍程遠くまで見えてるとか...眼球はヒトのように丸くはなく楕円形で頭蓋骨に固定されているので眼球は動きません。代わりに首の可動域の広さで視野をカバーしてます。
常に双眼鏡を覗き込んでるようなものですね。
夜間の暗所性能
ヒトの約100倍とも言われています。それがどれ程のものか興味深いところではありますが、月明かり程度でもあれば昼と同等程に見えていそうです。
運営してるYouTubeチャンネルでは沢山の夜間でのフリーフライト動画が投稿されていますので興味があったら覗いていってみてください。